相場は毎日動くのに、いくらで出すかの判断が担当者の勘にしか残っていない
仕切伝票が紙のため、この時期・この産地でいくらだったかを後から引けない
相場メモが個人の手帳とFAXに散っていて、担当が変わると一緒に消える
生鮮は日持ちが短く、待つか今日捌くかの判断が毎日その場しのぎになる
集荷も、配送も、産地との付き合いも、人の手でしかできない仕事です。
私たちが手をつけたいのは、その手前にある「相場の把握・旬 × 産地の突合・引当」。
同じ品目でも、旬と産地が変われば相場は別物になります。
この組み合わせを覚えているのはベテランの担当者だけ。
そしてその記憶は、紙の仕切伝票と手書きの相場メモの中にしか残っていません。
紙の出荷・仕切伝票も、手帳の相場メモも、FAXの注文控えも、まとめてお預かりして読み込みます。
あとは、旬と産地を選ぶだけ。
値決めと出荷の可否を決めるのは、これまで通り担当者の方です。
お出しするのはレンジまで。その判断材料を、ベテランの記憶から画面の側へ移します。
紙の仕切伝票と相場メモを読み込ませると、旬 × 産地の45マスに並び替わり、相場レンジと手元3ロットの引当までを通しでご覧いただけます。音声はありません。
産地を選ぶと、旬に並べ直した仕切相場と、その産地の手元ロットの引当が開きます。時期は「5月中旬」に固定しています。
相場が下がったなら、待てば戻ることもあります。
けれど生鮮は、待っているあいだに在庫の日持ちが先に切れます。
やっかいなのは、この板挟みがロットごとに逆向きに効くことです。
同じ日の同じ品目でも、待つべきロットと、今日出すべきロットが混ざります。
日持ちが先に切れます。佐賀の5月中旬はレンジ下寄りの 1,040〜1,120 円/kg。待つと 46kg が廃棄。あさひ青果市場の当日便へ引当。
長野の5月中旬、実勢 1,240 円/kg(中値 +60円)。残り2日で届く範囲です。こまち量販の翌朝便へ引当。
日持ちは5日ありますが、秋田は5月下旬で −170 円/kg。日持ちより相場が先に効くので今旬内に。ゆうひ食品加工へ引当。
一番大変なのは、AIをつくることではなく、散らばったデータを整えることです。紙の伝票も、手帳の相場メモも、FAXの控えも、まとめてお出しいただければ、こちらで解析して整えます。
出来合いのツールをそのままお渡しはしません。御社の品目、旬の区切り方、産地との商習慣に合わせて、半オーダーメイドで組み立てます。
数千万円・数ヶ月の開発ではありません。効きどころを一つに絞って、小さく早く始めます。
「データが整っていないから、うちはまだ早い」——そうおっしゃる会社さまがほとんどです。
整っていないのが普通です。整えるところからが、私たちの仕事です。
紙は読み取り、ばらばらの表記は揃え、必要な項目を付け直して、使える形にしてお返しします。
お預かりするデータは御社の環境内で扱います。出荷先名・仕切単価・建値など商売の中身に関わる情報の取り扱い範囲は、着手前に書面で取り決めます。
入れ替えのご提案ではありません。今の販売管理・受発注システムはそのままに、その横に置いてお使いいただけます。
全社一斉の切り替えはしません。まずは一人の担当者、一つの品目から。現場が回ったことを確認してから広げます。
現在の引合から仕切・精算までの流れを伺い、どこにどれだけ効きそうかを、その場でお伝えします。
紙の出荷・仕切伝票、手帳の相場メモ、FAX控え、Excelをお出しいただきます。こちらで読み取り、整えます。
実際の引合でお使いいただき、出てきた違和感を反映します。
お一人から、担当部門へ。効いた形を広げていきます。
御社の業務に合わせて組み立てるため、一律の価格表はご用意していません。
ただし、数千万円・数ヶ月がかりの開発にはなりません。
初回のご相談と診断は無料です。
概算のお見積は、60分お話を伺えばお出しできます。
株式会社PlusSynergy は、コンサルティング事業とAIテック事業の二本柱で運営しています。
業務の流れを読み解いてから手を動かすため、「つくったが使われない」を避けられます。
現在の引合から仕切・精算までの流れを60分伺えば、どこにどれだけ効きそうかを、その場でお伝えできます。その場でお断りいただいて構いません。
出荷・仕切伝票と相場メモから何をどう組み立てるのかをまとめた資料をお送りします。